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ベトナム フック首相、中国の習近平国家主席と会談(一帯一路フォーラム)!

ベトナムのフック首相が一帯一路フォーラムへ参加!

ベトナムのNguyen Xuan Phuc首相は先週、4月25日から27日にかけて開催された国際協力一帯一路フォーラム(BRI)に出席するために中国へ訪れました。

国際協力一帯一路フォーラムでは、中国の習近平国家主席が議長を務めました。参加者はBRIの枠組み内での協力活動に焦点を当て話し合われました。

開会演説の中で、習近平国家主席は、BRIはインフラストラクチャーを結び付けるとともに、デジタル経済の重要分野における協力とスマートな生産を加速することを目指していると強調しました。

 フック首相は、ベトナムが独立・自主・平和・協力・友好・発展に向けた外交政策を堅持し、中国との戦略的パートナーシップを優先する方針を強調しました。「一帯一路」を支持し、国際法に従い各国にとって平和かつ平等で有益となる形で事業を行うことの必要性を主張しました。

 またフック首相は、中国がベトナムで展開する大規模な事業やハイテク事業、環境保全型の事業を歓迎すると述べました。メコン川をはじめ両国を流れる河川の水源管理協力の強化、海上漁業ホットライン合意の延長、原子力事業安全管理の協力を求めました。

中国が主導する一帯一路イニシアチブ(BRI)とは?

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一帯一路イニシアチブとは、152カ国への投資や国際機関、ヨーロッパ、アジア、中東、ラテンアメリカ、アフリカの国々が参加する、中国政府主導のインフラ開発戦略です。

中国からヨーロパまでをインフラ開発で繋ぐ構想であり、一帯とは陸路や鉄道輸送を指し、一方一路とは海路を指しています。一帯一路イニシアチブ では、44億人と21兆米ドルのGDPを合わせた地域をカバーし、大規模な経済と貿易のネットワーク構築が期待されています。

中国政府はこのイニシアチブを「地域のつながりを強化し、より明るい未来を受け入れるための切り札」と捉えています。しかし、アメリカや日本は、中国を中心としたネットワークであり、「中国の支配」という立場をとっています。

ベトナムフック首相は中国の習近平国家主席、李首相と会談

ベトナムフック首相は、一帯一路フォーラムを機会に、習近平国家主席、李克
強首相 、中国党書記長と会談を行いました。そこで、両国の包括的な戦略的協同組合のパートナーシップは、安定的かつ健全に発展し続けなければならないと強調しました。

フック首相は双方に対し、高級レベルの代表団の相互訪問や各省庁、部門、レベルの交流を推進し、外交、国防・安全保障などの分野での実質的な協力を強化して、草の根外交と若者の交流を拡大するとともに、両国の国交樹立70周年記念活動を順調に行うよう要請しました。

習氏は「中国の党、国家はベトナムとの関係を重視し、ベトナムとの高級訪問団の交流や政治的信頼の強化、外交の拡大、友好関係の発展、対立の抑制、両国の戦略的かつ全面的なパートナー関係で持続可能な発展に全力を尽くす」と表明しました。

中国の李克強首相は「中国はベトナムとの関係を重視し、『友好、協力、安定』の方針を堅持し、両国の貿易バランスを確保する用意があると同時に、ベトナムと協力し、ベトナム東部海域の平和、安定の維持に尽力する」と強調しました。

 

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