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ベトナムのeスポーツやゲーム、VNGの解説
エレクトロニック・スポーツ、これは最近注目を浴び始めているワードです。エレクトロニック・スポーツでは、プロのゲーマーがスポーツ選手となり、アメリカでは公式に競技性のあるデバイスを用いたゲームがスポーツとして認められています。
このeスポーツは、途上国のベトナムでも注目を浴びています。インターネットによって世界が繋がったことによって、先進国・途上国を問わず流行が作られています。
今回、ベトナム初のeスポーツスタートアップ企業であるVNGの開発担当ディレクターNguyen Thanh Hung氏が、ベトナムの今後のeスポーツについて解説しました。
VNGの考え ベトナムのeスポーツの普及に向けて
ベトナムのゲーム競技の開発者・プロデューサーのVNGとして、ベトナムのeスポーツ市場をどのように考えているのでしょうか。
eスポーツはアメリカやEUで非常に人気が高まっており、主要なトーナメントでは何百万人ものファンが集まっています。ベトナムでは、eスポーツはまだ新しい概念です。eスポーツへ適切に投資されれば、ベトナム、韓国、タイ、フィリピンなどの地域でも、eスポーツを代表するする国へと発展することができます。
eスポーツは現在、アジア大会2018、東南アジア競技大会2019が開かれ、今後オリンピックにも正式に登録される可能性があります。eスポーツはアジアだけでなく、世界でも認められて、他のスポーツと同様に発展することができるでしょう。
e-スポーツのトーナメントで、これまでにどのようなの賛否両論が見られましたか?
ベトナムで開催されるeスポーツ選手権では、多くのゲーマー、スポンサー、そしてメディアから注目が向けられています。現在、eスポーツトーナメントを開催するために必要な、国際基準を満たした施設とインフラストラクチャをVNGは有しています。
eスポーツはベトナムの新しい概念であり、この分野についてはまだ多くの疑問や批判があります。ゲームがスポーツとして本当に受け入れられるのか、eスポーツトーナメント開催について管理や競技場の不足などが挙げられます。
ベトナムがeスポーツ市場を利用するために必要な方法は何ですか?
まず私たちはメディアからより大きな関心を得られれば、e-スポーツへの認識はかなり向上するでしょう。eスポーツの認識を高めるため、ベトナムは大規模なプロのトーナメントを開催する必要があります。
投資家に興味を持ってもらい、「ゲームハウス」(eスポーツ選手のためのトレーニング場所)を建設し、ベトナム政府が認めるのトレーニング環境の提供が必要です。
また、eスポーツが単に娯楽という訳ではなく、重要な産業として認識されることも必要です。
ベトナムで開催されるeスポーツトーナメントの今後
ベトナムで開催されるVNGのトーナメントについて、今後の予定は?
現在のところ、プロのeスポーツトーナメントに関するメカニズムや法律をベトナム政府は示していないため、公式にeスポーツトーナメントの開催が認めれていません。世界のe-スポーツ業界は2020年には10億ドルを突破すると予想されています。この成長可能性を活かして、e-スポーツは国家によって認められる必要があります。国は、トーナメントへの責任を持ち、eスポーツ選手のために受け入れ態勢を整えるべきです。
VNGは、国際的なeスポーツトーナメントをベトナムに持ち込み、eスポーツの認識向上、産業の発展に貢献したいと考えています。
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