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米中貿易戦争の影響 ベトナム、韓国、台湾エリアの輸出は好調、中国輸出は減少へ
ドナルド・トランプ大統領が主導する、アメリカと中国との貿易戦争で、米国企業は家具、冷蔵庫、自動車タイヤなどの関税対象商品の購入をベトナム、韓国、台湾などのアジア地域に移しています。
トランプ大統領が約2500億ドルの中国製品に10〜25%の関税を課す決定を下したことで、米国の小売業者や製造業者は大きな課題に迫られています。そのため、関税コストの増加を回避するため、新たな仕入先を切望しています。
S&P Global Market Intelligenceの子会社のPanjivaは、第一四半期において、米国はの中国からの輸入総額が6.4%減少したと述べました。
IKEA、The Home Depot、Target Corp、Room To Goなどの小売業者による中国製家具の米国への輸入額は、第1四半期に13.5%減少しました。一方、ベトナムからの出荷額が37.2%増加し、台湾からの輸入額も19.3%増加したと、述べました。
中国から韓国へ、 家電製品の仕入れ
第一四半期は、米国の中国からの冷蔵庫輸入額は、24.1%減少したものの、韓国からの輸入額は31.8%へと急増しました。「この変化の主な要因は、サムスン電子とLG電子によるサプライチェーンの再編成である」とPanjivaは報告書で述べています。
中国からベトナムへ、 自動車タイヤ の仕入れ
中国からのタイヤの輸入は第一四半期で28.6%減少となりました。米国の韓国からのタイヤ輸入額は、11.1%の増加となりました。Panjivaによると、サプライヤーのHankook TireとNexen Tireは新規事業の開拓に向けて動いています。
オハイオ州に本拠を置くCooper Tire&Rubber Tireは、昨年12月にSailun Vietnamとベトナム ホーチミン市にラジアルタイヤ工場を建設するため、合弁会社を設立したと発表しました。
Cooper Tire&Rubber Tireの最高財務責任者Christopher Eperjesy氏は、「米中貿易戦争によって調達が多様化する」と述べました。
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