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スーパーのBig C(ビッグシー)ベトナムとは
Big Cベトナムは、タイのBig Cと同じ系列で、スーパーを展開しています。
タイのバンコクに本社を置き、衣料・食料を取り扱い、ベトナム、ラオスでも事業展開を進めている大型スーパーマーケットです。現在、タイの第二位の大型スーパーチェーンである当社は、タイで697店舗、ベトナムでは35店舗を展開しています。なお、Big Cはタイのコングロマリットのセントラル・グループ財閥の子会社です。
スーパーのBig Cベトナムは衣料品の購入を停止
Big C ベトナムは、7月から地元のサプライヤーからのソフト・グッズの購入をすべて一時停止すると発表しました。
ソフトグッズとハードグッズ
ソフトラインとハードラインとも呼ばれ、小売業者が提供する商品の種類を表します。ソフトグッズにはアパレルや寝具が含まれます。ハードグッズは、家具、家電製品、道具、電子機器、宝石類、スポーツ用品を含む幅広い製品を含みます。
親会社のセントラル・グループは、ベトナムのソフトライン製品の購入を一時停止するよう、Big Cへ指示しました。2019年7月2日、セントラル・グループ ベトナムは、「リストラのため、2019年7月からソフト・グッズに関するすべての購買活動を停止する」と発表しました。
ベトナムの産業貿易省は、今回の発表に対して、Big Cベトナムへその理由を求めました。Big C ベトナムは、注文の一時停止はセントラル・グループの指示で、経営戦略の一環であり、ベトナム市場における当グループのアパレル事業を再編すると回答しました。
ベトナム ホーチミンのBig Cベトナム前で購入の停止へ抗議
7月3日、ホーチミン市のセントラルグループの会社前には、サプライヤーであるベトナムの繊維、衣料品会社の従業員が大勢集まり、Big Cの衣料品の購入中止に対して、抗議活動を実施しました。
発表が行われた直後、Netizen Vietnamはソーシャルメディアを通して憤りをあらわにし、Big Cやタイ製品を購入しないようにボイコットを呼びかけました。一方、今回の事態で、ビンマート(Vinmart)のようなベトナム系のスーパーマーケットへ市場を広げるための機会という意見もあります。
今回の事態を受け、ベトナムの外資系の小売企業がBig Cへ出資し、外国製品の販売に注力し、結果的にベトナム製品の需要が減少すると、懸念を表している専門家もいます。
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