ベトナムの不動産、成長し安定した3つの市場
VietNamNet Bridgeによると、ベトナムの不動産市場は、クリーンでエコな不動産市場、リゾート&ツーリズム分野における不動産市場、住宅&アパート市場の3つの市場で成長を続け、安定的に推移すると予想されます。
住宅セクターの力強い上昇は、今年不動産市場をリードするでしょう。
2018年にも市場が大きく拡大しました。市場の過熱をコントロールする迅速で厳格な規制、透明な政策、確実な投資資本の流れにより不動産市場が安定しており、今年も好調な
市場を維持すると予想されます。
GDP成長率6.6〜6.8%、インフレ率4%未満、信用成長率14%といった政府の経済目標は、不動産市場の発展を安定して下支えします。
信用格付け会社のVietnam Reportは、グリーンワーク、リゾート不動産、住宅プロジェクトの開発など、市場における3つの顕著な傾向を予測しています。
クリーンでエコ! 【ベトナムの不動産】
環境に優しい不動産に関しては、Leed認証※1を満たす建設工事の数は未だ少なく、全工事のごく一部にしか過ぎません。しかし、ベトナム市民は安全で快適な、そしてスマートな生活空間によりお金を使う傾向です。 クリーンでエコな不動産市場 は、今後の大きなトレンドになると予想されています。
リゾート&ツーリズム【ベトナムの不動産】
リゾート&ツーリズムの不動産市場セグメントは昨年に比べて冷え込んでいますが、アナリストからはまだ投資機会があると考えられています。
BCG※2の最新報道によると、ベトナムは2017年に海外旅行者に83億ドルの資金を回収し、それはインドネシアの126億ドル、シンガポールの184億ドル、タイの525億ドルを下回りました。しかし、ベトナムへの外国人旅行者の数は2018年に急増し、その数字は2019年の最初の2ヶ月で300万人の過去にない記録を達しました。
一方、ハイエンドのエンターテイメント複合施設、ショッピングセンター、リゾートの開発は観光市場のニーズに追いついていません。そのため、投資家はショップやコンドテルの開発を継続し続けます。
住宅とマンションの市場【ベトナムの不動産】
CIA World Factbook※3によると、2017年のベトナムの都市化率は35%でしたが、都市化のペースは2.6%で、東南アジアで最も高いと評価されています。
海外投資による国際的なプロジェクトのため、ベトナムに駐在する外国人エンジニアやスタッフ、そしてその家族の増加は、大都市の住宅とアパートの需要を飛躍的に向上させています。
HSBC VietnamのCEO、Pham Hong Hai氏は、農村部から都市部へ労働力が移動しており、その結果として、中低所得世帯の住宅需要は今後も増加していく予測を立てました。中低所得世帯からの需要が高い、比較的手の届きやすい価格のアパートのセグメントが市場をリードします。 高級マンションについても、ベトナムの価格は他の地域の国よりも低く、外国人投資家による投資を呼び込むとの予測も立てています。
※1 LEED認証
現在、国際的に最も認知され普及している建築物の環境性能を評価する認証制度。「LEED (Leadership in Energy and Environment Design:エネルギーと環境設計におけるリーダーシップ)」LEEDは、非営利の民間団体である米国グリーンビルディング協会(U.S. Green Building Council)が認証を行っている。
※2 BGC
ボストン コンサルティング グループ (Boston Consulting Group) の略称。世界50ヶ国90拠点以上にオフィスを展開し、16,000名のスタッフを擁する、グローバルな戦略系コンサルティングファームとして知られる。マッキンゼー・アンド・カンパニーと並び、世界の戦略コンサルタントのトップ企業である。
※3 CIA
中央情報局(ちゅうおうじょうほうきょく、英:Central Intelligence Agency、略称:CIA)は、外国での諜報活動を行うアメリカ合衆国の情報機関である。アメリカ合衆国大統領直属の局である。
ベトナムのホーチミン鈴木不動産について
私たちは、日本人のお客様へ、ホーチミンの不動産の購入、賃貸のサポートをさせていただいております。また、インターネットを通じて、ホーチミン現地ならではの情報、ベトナムの最新情報をお伝えしております。
マンション、物件情報はもちろんのこと、ホーチミンの現地情報など、些細なことでも構いませんので、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問合せください。
鈴木不動産はベトナム・ホーチミンの賃貸・売買の不動産会社。投資マンション、賃貸向けのコンドミニアム・サービスアパート・オフィス・工場を宅地建物取引士、ベトナム人の不動産取引専門家が、日本語、中国語、英語でご案内。