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ベトナムのバイク市場の成長
ベトナムのバイク市場は非常に好調です。ベトナムでは、毎年330万台のバイクが購入され、世界で4番目のバイク市場は好調に成長を続けています。各メーカーはベトナム市場に新モデルを投入しています。
ベトナムオートバイ製造業者協会(VAMM)は、2018年に3,386,097台のオートバイが販売され、2017年から3.5%増加したと報告しています。2019年第1四半期には、ホンダ、ヤマハ、スズキ、SYM、ピアッジオによって753,934台が半場され、そのうちホンダの売り上げは74.6%を占めました。
ベトナムのバイク市場の成長をけん引する企業は、海外の大手バイクメーカーです。前述のバイクブランドに加えて、人気のあるバイクブランドKYMCO、バイク好きから絶大な人気のKawasakiといったブランドも、ベトナムのバイク市場をけん引しています。
ホンダ、ヤマハ、ピアッジオの新型バイクを導入
ホンダは、2019年度(2018年4月から2019年3月まで)だけで17機種が発売しました。ホンダ、ハイブリッド技術を活用したベトナム初のハイブリッド バイクであるPCX Hybridに大きな期待を寄せています。
ホンダは、スポーツ型、ツーリング用、オフロード用、大型バイクと多彩なバリエーションを展開しています。ホンダは2020年度には、18の新モデルを発売すると発表しています。
ヤマハ ベトナムは5月中旬に男性向けスクーターモデルFreegoを発売し、6月上旬には女性向けのLatte 125 ccを発売しました。
イタリアのバイクメーカーのピアッジオは、Vespa Sprint SとVespa Primaveraを市場に導入しました。6月上旬には、ハイエンド製品であるPiaggio Liberty One iGet 125ccの発売を開始しました。
ホンダ、ヤマハ、ピアッジオはスクーター・バイクへ投資
ベトナムの欧州商工会議所は、2019年初めに、次のように発表しています。
「ベトナムでは2017年には5600万台のバイクがあり、各家族に2.4台のバイクがあります。70%以上のベトナム人が、バイクを移動手段として選択し、今後数年間は依然として主要な交通手段となるでしょう。」
VAMMの統計によると、2018年に販売されたスクーターのシェアはバイク全体の50%を占めています。2018年に販売された256万台のホンダバイクのうち、151万台がスクーターでした。
スクーターの製造に力を入れている企業はホンダだけに限らず、ヤマハ、ピアッジオもハイエンドのスクーターの製造に力を入れています。
一部のアナリストは市場が飽和状態になっていると警告しているものの、メーカー各社は楽観的な見方を示しています。
ピアッジオ ベトナムは、ベトナムをアジアにおける戦略的市場と捉え、ヴィンフック省にエンジンの製造工場、アジア太平洋地域の研究開発センターを有しています。ピアッジオは、ベトナムを軸に、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、カンボジア市場への拡大を見据えています。
ベトナムはバイクに限らず、自動車市場が大きく成長しています。
こちらの記事では、ビングループの自動車事業の展開についてご紹介しています。
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