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カンボジアとベトナムのフィットネス・健康市場拡大
カンボジアとベトナムの健康意識拡大により、健康関連の製品やサービスに対する需要が高まっています。
スポーツ用品メーカーのミズノとグンゼスポーツは、フィットネス分野で高い成長を見せているカンボジアとベトナムで事業の土台を築いています。
グンゼはカンボジアの健康関連市場へ
英国の調査会社Euromonitorによると、2023年には健康関連市場が2015年と比較し、60%拡大し4億6,000万ドルを超えると予測されています。
カンボジアで2つのジムを運営しているグンゼの現地子会社の副社長によると、グンゼは2017年6月に、カンボジア・プノンペンの高級住宅街にジムをオープンしました。同社は、2018年6月にプノンペンで2店舗目となるジムをオープンしました。
公共の運動施設は1日1ドルで利用できるものの、グンゼの会員は月額80ドルから90ドルとプノンペン市民にとって割高です。しかし、カンボジアの首都プノンペンには、日本のグンゼのジムと同様に、割高な価格でも健康にお金を支払う健康志向の消費者が多くいます。
56歳の主婦、Khouth Nearylyvanは、「現在、プールやスタジオなど、グンゼに似た施設は数が少なく、あまり選択肢がありません。」と述べています。
政府系の日本貿易振興機構(JETRO)が行った調査によると、カンボジアの1人当たりの健康関連支出は月額約53ドルで、インドネシアの約37ドルを上回っています。
ベトナム政府はフィットネス・健康を後押し
ベトナムでは食生活の変化に伴い肥満人口が増加しています。
そのため、ジムや健康関連サービスへの関心が高まっています。
現在、ベトナムではASEAN東南アジア諸国連合のフィットネス施設数のうち、30%と圧倒的な割合を示しています。
カリフォルニア フィットネス&ヨガは、アメリカ人によって設立されたベトナム現地のチェーン展開を進めているジムで、ホーチミンとハノイを中心に約10万人の会員を有しています。 「健康を維持するための手段として、スポーツに強い関心がある」とジェトロは見解を示しています。
ベトナム政府もこの流れを歓迎しています。
ベトナム政府によると、最近の子供は十分な運動が出来ていません。現在、過去40年間におけるカリキュラムを見直し、より多く体育の授業を設定し、座学とのバランスを図っていくものとしています。
ミズノはベトナムの健康関連市場へ
ミズノは、Hexathlonという子供向けスポーツプログラムを通じて、ベトナムにおけるブランド認知度を高めていきます。短距離走、ブロードジャンプなど含むプログラムは、9月から約15,000の公立小学校で開催される予定です。ミズノは、運動場を持たない小さなベトナムの学校のために、Hexathlonプログラムを作りました。
ミズノとグンゼスポーツはどちらも、カンボジアとベトナムの健康市場が拡大し続けていることから、関連製品および関連サービスを通じて、健康への関心を高めていきます。
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