日本のユニクロ・ストライプ、ベトナムの若者ファッションへ

ユニクロのベトナムブランドEliseの買収と成長戦略

日本のストライプはNEMを買収し、UNIQLOもベトナム婦人服ブランドEliseの株式35%を購入しましした。 Eliseは株式売却によって数千万ドルもの利益となりました。Eliseの総資本金よりはるかに高いと見込まれています。

ユニクロは2019年秋にホーチミン市に1号店をオープンする計画です。「ユニクロ」ブランドのファーストリテイリングは、東南アジア経済発展によってビジネスを拡大でき、またベトナムは今後成長が期待できる地域であることの声明を出しました。

ユニクロの戦略について、東南アジアおよびオセアニアでの事業拡大計画は、2022年までに同地域に400店舗をオープンする予定であり、また、2022年8月までに既存の収益を3倍の27.1億ドルに拡大させる予定です。

現在、同社の店舗ネットワークは4大陸20の市場に広がり、合計2,000の店舗があります。

ストライプの若者に人気のあるブランドNEMの買収と成長戦略

日本のストライプはNEMを買収し、NEMの女性用ファッションブランドを引き継ぎました。

2017年10月、ストライプは、NEM Groupのアパレル事業を買収するため、ハノイを拠点とする現地子会社Stripe Vietnam JCSを設立しましたStripe Vietnamの登録資本金は175億VND（760万ドル）です。

2002年に設立されたNEMグループは44のショップを運営しており、その約半分はハノイとホーチミン市にあります。20〜40歳のOLのファッションに焦点を当てており、価格帯は45ドルから70ドルとなります。ストライプは今年度既存のブランドよりも約10％安い新しいブランドを立ち上げ、中間層を取り込む計画をしています。

ストライプは今年度末までにベトナムで、女性用アパレルメーカー企業として、第1位になることが予測されています。売上高は前年比30％増の52億円（4,440万ドル）となる見込みです。また、ベトナム人労働者の縫製技術をさらに向上させるため、日本から人材を派遣する予定です。長期的には、国内での売上高80億円、営業利益率25％を目指します。