ベトナムからの海外投資、ベトナム企業はオーストラリア、アメリカなど、約4.4億USDを投資、ベトナム外国投資庁FIAが発表！
ベトナムの計画投資省の外国投資庁（FIA）によると、ベトナム企業は2019年の初めから4億4,000万USD近くを海外へと投資していることを発表しました。
ベトナムからの海外投資、投資の内訳
投資の内訳は、約3億4,000万USDが102個もの新規プロジェクトへと投資され、残りの9960万USDが23個の既に稼働中のプロジェクトへ追加投資されました。卸売および小売部門への投資が最大シェアとなり、9700万USDで全体の22％を占めました。
農林水産業が8900万USDで全体の20％を占め第二位のシェアとなり、科学技術分野が8400万USD、全体のシェアの19％で第三位、不動産分野が7,200万USD、全体の16％となりました。
ベトナムからの海外投資、オーストラリア、スペイン、アメリカなど、4.4億USDを投資
ベトナムからの海外投資で、国別では、オーストラリアが1億7900万USDで全体の41％を占めました。その中でも、農業と酪農分野への投資が顕著であったとベトナム外国投資庁は発表しています。
オーストラリアに続いてスペインが続き、6,000万USD（14％）、アメリカが4,630万USD（11.2％）、カンボジアが3,900万USD（9％）、そしてシンガポールの3,600万USD（8％）となりました。
ベトナムの現地専門家は、世界経済がこのまま継続して安定していれば、ベトナムの海外投資資産は増加し続けると予測しています。一方、米中貿易戦争などによる、世界経済の不確実性が高まっていることも指摘しています。
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